大鵬独走に待ったを、期待された力士
私が、社会人となった、22歳頃、大鵬の強さは際立っていました。
大鵬は入幕して一年で、優勝と大関に昇進、最年少の20歳でした。
その後、直ぐに、柏戸と同時に横綱に昇進。
柏鵬時代となります。
柏戸は、大鵬との千秋楽、全勝決戦で劇的な優勝を最後に、故障が多く、球場がちとなり、大鵬時代となります。
大鵬の強さ、偉大さは、記録に残っている通りです。
横綱・双葉山の69連勝に次いで、45連勝そして優勝回数32回は白鵬に破られるまで、不滅大記録でした。
私は、余りに強い大鵬に、対抗出来る力士の出現を期待していました。
私ばかりで無く、多くの相撲ファンも、そう思っていたように思います。
私が成人になった頃、大学相撲界から、逸材が入門してきました。
豊山とは
東京農大から、豊山が時津風部屋に、入門しました!
時津風部屋は、不滅の69連勝の双葉山が親方をされている、名門の部屋です。
豊山は学生横綱の評判通り、入幕7場所で大関に昇進、横綱大鵬との対戦は、対等な相撲振は、相撲ファンを喜ばせてくれました。
豊山の相撲は、本格的な四つ相撲で、寄り切り、上手投げ等で、大鵬の一人天下に、待ったをかける力士と期待されました。
豊山は、期待のかかる、優勝、横綱昇進等、大事な一番に負ける、気の弱さがあり、横綱の資格十分でありながら、残念でなりません。
相撲ファンが期待した鵬豊時代はなりませんでした。
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