柏戸と大鵬 大相撲が一番熱かった時代
栃若時代の両者は2歳違いで、若乃花、栃錦、両横綱が千秋楽、全勝決戦もありました。
初代の若乃花には若さ、年の差以上の伸び盛りで、終盤は若乃花の、切味鋭い相撲は勝っていたようで、人気が高かったよう思います。
その後の相撲界は柏戸、大鵬伸び盛り柏鵬時代が続いていきます。
柏戸は大鵬より、二つ年上で、正攻法です、スピーディーな相撲は、清々しく、人気度が高かったと思います。
大鵬も、正攻法で、切味鋭く、綺麗な取り口は、巨人、大鵬、卵焼き、と言われ、人気度の高い両力士でした。
私の高校時代、大学受験準備の頃、柏鵬時代は最盛期だったた思います。
2歳、年下の大鵬が柏戸に番付で追いつき、横綱への昇進争いをしてました。
実力的には、大鵬の勢い、若さが、柏戸よりも勝ってきているように見えました。
その場所は柏戸、大鵬、明武谷12勝3敗での優勝決定戦となり、大鵬が優勝しました。
場所後、大鵬、柏戸両力士が横綱に昇進となりました。
柏戸の、ここ数場所の成績としては、?マークでしたが、私から見れば、相撲協会も、粋な計らいをやるなと、思いました。
私は大学受験の準備があり、相撲観戦は程々にしていました。
柏鵬時代の、一番は1963年9月場所での全勝決戦です。
タイミングよく、大学生になったその年、私は大学受験は終わり、大学生として、テレビ桟敷で、相撲観戦を楽しませてもらって、いる最中でした。
柏戸は数場所休場後の場所での全勝優勝のチャンス、大鵬も全勝優勝を狙っての千秋楽決戦、
私を含めて、多くの相撲ファンは柏戸の、休場明け、久々の優勝を願っているように見えました。
結果、柏戸の優勝で決着。
支度部屋で柏戸は、嬉しさの余り、号涙したそうです。
大相撲は黄金期に相応しい、相撲史に残る一番と思います。
柏戸の劇的な勝利は、大鵬が勝ちを譲ったと言う憶測まで、飛び交う事態が出たりしましたが、今でも、世紀の一番として、語り継がれています。
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